621195 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

★サウスアフリカンティの記録


サウスアフリカン茶は南アフリカ原産の植物(Sceletium tortuousum)で、伝承薬として 抗不安、睡眠痙攣、鎮痛などの目的で長年ヒトに使用されてきた。

これを小動物に対して臨床応用する動きがあり(※注)たまたまスマーフのかかりつけの獣医師に処方していただける事になった。

スマーフは満16歳の2003年5月、突然夜鳴き(2時間毎)をするようになり、11月下旬、南ア茶を飲むまで、殆ど連日夜鳴きをしていた。

南ア茶の効果は明瞭で、体重7Kgに対して30mg処方していただいたが、経験値で1回10mg~15mgを20cc~30ccの水かミルクに溶いて飲ませると、早くて5分後、遅くても30分後には興奮が収まる。

給与開始から徐々に夜鳴きが治まり、1週間後には、夜中に起きなくなった。

これは、同時に開始したDHA,EPAサプリメントの効果が出てきたのかもしれないが、どちらにしても、昼夜逆転していたのは、現在(2003年12月中旬)正常に戻っている。

以下はその給与量と効果の日々の記録である。

     開始から2週間(2003.11.23~2003.12.6)

     その後2週間(2003.12.7~2003.12.14)

約3週間ほど毎日飲ませていたが、12月中旬、効き目が悪くなり、一時中断することにした。

中断してすぐにまた夜泣きを始めたので、睡眠剤に切り替えた。

その後南ア茶は、昼間鳴き続けるときに適時使用している。

効き目はまた元のようによく効いている。

     (2004.1.13~      )



 
                         ※注
 
●サウスアフリカン茶(South African Tea)のケージストレスに対する効果
平林美紀 動物エムイーリサーチセンター 2002_23_133-134
サウスアフリカン茶は南アフリカ原産の植物Sceletium tortuousum)で
伝承薬として抗不安、睡眠痙攣、鎮痛などの目的で長年ヒトに使用されてきた。
今回、入院ケージ内で興奮、鳴き声などのケージストレス症状を示す犬猫に
サウスアフリカン茶を投与したところ、約半数で鳴き声の減少・消失が認められ
適用量は100mg/kg前後であった。
((財)鳥取県動物臨床医学研究所HPより)





© Rakuten Group, Inc.